
ドル円テクニカル分析|8/26(水)
トレンド分析(移動平均線から見た方向性)
まず、移動平均線(SMA)を確認します。現在値は158.964で、20日移動平均線(158.982)とほぼ同水準、100日移動平均線(159.985)よりやや下、50日移動平均線(160.962)よりも明確に下に位置しています。
この並びを見ると、短期・中期・長期いずれの平均線よりも下側にある状態で、特に50日線と100日線の下抜けが目立ちます。移動平均線の並びと価格の位置関係から、全体としては下降トレンド寄りと判断できます。
トレンドフォロー型のシステムトレードやAIトレーディングシステムでも、こうした移動平均線の位置関係は重視される傾向が強いですね。

モメンタム分析(RSIから見た過熱感)
次に、オシレーター系指標であるRSI(14日)を見てみます。現在のRSIは62です。一般的にRSIが70を超えると「買われすぎ」、30を下回ると「売られすぎ」とされますが、62はその中間からやや高めの水準にあります。
この数値は、直近でやや買いが優勢だったものの、極端な過熱感は感じられない状況を示しています。
RSIが70付近まで上昇していないことから、短期的な反発や調整のタイミングではないとも読み取れます。
値幅構造(直近レンジと節目)
直近20日間のレンジは高値163.733、安値155.256。60日間でも高値163.979、安値155.256と、安値は共通しています。
現在値158.964は、このレンジのほぼ中間よりやや下側に位置しています。
・直近の高値(163円台後半)からは大きく離れており、
・直近安値(155.256)にはまだ余裕がある
という位置関係です。
値幅構造から見ると、今は大きなレンジの中で下方向に寄っている状態。レンジ下限にすぐ迫っているわけではありませんが、上値余地より下値余地のほうがやや広い印象です。

総合的な見方(3つの視点を統合した整理)
移動平均線の並びと価格の位置関係からは下降トレンド寄り、RSIはやや高めながらも過熱感はなく、値幅構造では広いレンジの中で下寄りの水準です。
この3つを総合すると、「明確なトレンドの加速や極端な過熱感はないものの、全体としてはやや下方向へのバイアスが感じられる局面」と言えそうです。
こうした場面では、トレンド系・オシレーター系・値幅構造それぞれの視点を組み合わせて、システムトレードや裁量判断の材料として活かすことが大切だと僕は考えています。
AI時代に入り、システムトレードやアルゴリズムの進化が著しいですが、やはり基本となるテクニカル分析の視点は今も変わらず重要ですね。
※本記事は一般的なテクニカル分析情報の提供を目的としたものであり、特定の売買を推奨または助言するものではありません。テクニカル指標は過去の値動きに基づく計算であり、将来の値動きを保証するものではありません。FXおよび自動売買には損失が生じる可能性があります。
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